7月のライブスケジュール

時間がいくらあっても足りない!
と思いながら制作に勤しんでいたソロCDが、遂に完成します!
いや、まだ出来てなくて、プレス会社に送るデータの最終の詰めの段階が現在で、最低でもここ二日ぐらい以内にはそれも終えて、あとは物が送られてくるのを待つばかりになる…というところまでようやくこぎ着けました。

CDのタイトルは『Inner Song Invitations』です。
私のソロのタイトルである Inner Song をご紹介するというような意味合いでこのタイトルにしました。
詳細の告知は、またさせてもらいますが、いやあ〜ここまで長かった。
と言っても、作るだけではしょうがないので、これをなるべく沢山の人に聴いていただかないといけないわけで、それはまたこれから考えなくては。
う〜む、やるべきことに終わりがないという。。。

さて、今月もいろいろなライブがありますが、まず一番に推さないといけないのが、こちら!

7/13(土)長野県中川村NVサウンドホールでのイベントライブ『音食堂』。
中川村在住の旧知の木工作家・法嶋二郎さんとやり取りしているうちに、村を挙げてのイベントライブ、言うなればプチサマーフェスにまで成長した企画です。
音と舞と食を思いっきり楽しんでいただけるお祭り的楽しい1日です。
是非、夏休みをこの日に取って、遊びに来てください!!

7/19(金)は、Inner Song 発祥の地、神戸BIG APPLEでのソロライブ!
前述の中川村へももちろん持って行く初のソロCD『Inner Song Invitations』のリリース日をこの日にしました。
記念の日に、是非お誘い合わせの上ご来場いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

その他、
7/4(木)HOLLY NIGHT @ジョニーエンジェル京都
7/5(金)久々のたがみバンド@難波S.O.Ra.
7/6(土)ナイルパーチ富樫Duo@心斎橋The MELODY.
と連続でライブがあり、
7/14(日)『音食堂』の翌日、中川村から戻ってすぐに『ミルトンナシメントをうたう』@京都西院さうりる
7/20(土)毎月のジョニーエンジェル京都さんでHOLLY&KAKO
という風な感じです。

、、、書き漏れがあるような気がする。。。
あったら、また書き足します。

とにかく、中川村『音食堂』に持って行けるように、この数ヶ月、いろんなスケジュールの合間を縫ってソロアルバム制作を頑張ってやって来たので、出来上がったら皆さん是非聴いてください!
よろしくお願いいたします!!!


HOLLY NIGHT
HOLLY NIGHT
2019.7.4.Thu.
 open 19:00 / start 20:00
祇園【JOHNNY ANGEL 京都
・・・京阪「四条」駅より徒歩7分、八坂神社より1分
075-551-2234 京都市東山区祇園町北側281-1 祇園ファーストビル5F
料金:¥2000(+1drink)
(プラス¥2000での飲み放題パターンも大好評です。但し飲み放題はライブ終了時くらいまで)
●出演:HOLLY(vocal&guitar) 島田篤(keyboard)
♪毎週木曜日開催されているHOLLY NIGHTの第一木曜にゲスト出演させていただいてます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


tagami band
たがみバンド
2019.7.5.Fri.
 open 18:30 / start 19:30
難波【S.O.Ra.
・・・地下鉄「なんば」駅26-C出口、湊町リバープレイス内
06-6644-9292 大阪市浪速区湊町1-3-1 1F
前売¥2500/当日¥3000(+1drink)
●出演:たがみひろやす(vocal,guitar) 島田篤(keyboard) 仲豊夫(guitar) 福井ビン(bass) 藤井良(drums)
♪相変わらずの爆音ぶりで今回もぶっ飛ばします!


togashi20190706
島田篤(vocal,keyboard)&ナイルパーチ富樫(vocal)
2019.7.6.Sat.
 open 19:30 / start 1st.20:00 2nd.21:00
心斎橋【The MELODY.
・・・地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅5番出口より徒歩2分
06-6252-6477 大阪市中央区東心斎橋1-14-19 三河ビル2F
charge¥2500(drink別)
♪富樫さんとの共演、もう3年目に入っている筈ですが何回目かわからなくなって来ました。
今回も大海原に出るが如く二人でゆらゆらするのが楽しみです。



「音食堂」
2019.7.13.Sat.
 opening 16:30 / performance start 17:30
長野県中川村【NVサウンドホール
・・・中川村文化センターより徒歩11分
長野県 上伊那郡 中川村 大草3773-5
入場料¥1500(中学生以下無料)
◆予約・お問合せ:アンビシャス ラボ(法嶋)090-4195-1952 oto@hojima.com
●出演:島田篤(vocal, piano) 妙音 [法嶋二郎(guitar, musical saw) 法嶋仁和子(musical saw)] / キムG(舞踏)/ハワイアン:Muku To Chika/トラックメイカー:ねつ野菜
●飲食ブース:江戸前鮨:すし職人ガンジー/地酒・クラフトビールetc…:恵比寿屋/カンボジアカレー:こーさんのうち/伊那谷ジビエ:ヤマドリ食堂etc…
♪『夏の夕暮れ、たった1日だけオープンする「音食堂」。
LIVEとオーガニックなグルメを集めた、小さな村の小さな夏フェスです。
goodvibesにゆれたり、おいしいもの食べて飲んで、
思い思いに楽しむアットホームなフェス、みんなで遊びに行こう!

出演  
   ピアノ&ボーカル:島田篤
   舞踏:キムG
   ハワイアン:Muku To Chika
   トラックメイカー:ねつ野菜
   ギター&ミュージカルソウ:妙音

飲食ブース
   江戸前鮨:すし職人ガンジー
   地酒・クラフトビールetc…:恵比寿屋
   カンボジアカレー:こーさんのうち
   伊那谷ジビエ:ヤマドリ食堂

イベントのラストを飾るのは伊那谷名物、お楽しみ抽選会!!
出演者、飲食ブース、スタッフ等から提供の、景品らしくない
ステキな景品が当たります。』
———
関西から信州に移住して早や25年以上の旧知の木工作家・法嶋二郎さんとやり取りしていたことが実現します。
法嶋さんの工房・Ambitious Lobo(アンビシャスラボ)のある『日本一美しい村』と言われる長野県中川村でライブをします。
私のソロや、法嶋夫妻のミュージカル・ソウや、関西でのイベントで知り合った舞踏のキムGさんとの共演という、かなりマニアックな催し物に、地元の方々を巻き込んで、誰もが楽しめる食を取り入れたお祭り的なイベントに発展中!
中川村のうまい空気を吸い、美味しい食事と飲み物、そして音楽や舞の出し物を楽しんでいただきます。
詳細が出次第、こちらでもお知らせしていくので、今からスケジュールに入れておいてください!



雑派倶楽部ライブ セレクションシリーズ
『ミルトン・ナシメントをうたう』
2019.7.14.Sun.
 open18:00 / start18:30
京都西院【Jazz Live Sahouril さうりる
・・・阪急「西院」駅から、西へ徒歩約15分
050-3749-3566 京都市右京区西院 東貝川町29 田中ビル2F北
予約¥2000/当日¥2500/学生¥500引き(+1drink)
●出演:フェイターン(vocal,piano)/ワイコ(vocal,piano) ローリング・タロ(cajón)/ひきたま(vocal) 島田篤(piano) 高野正明(percussion)
♪”ブラジルの声”ミルトン・ナシメントの楽曲だけを演るこのライブ。
今回は企画ものに参加いたします。
対バンには、ソロアルバムをリリースしてツアーで駆け回るフェイターンさんも!
躍動感溢れ、そして美しい!ミルトンの歌たちを聴きに来てください!


InnerSong20190719
島田篤(vocal,piano) – Inner Song
2019.7.19.Fri.
 open 18:30 / start 19:30
神戸【BIG APPLE
・・・JR/阪神「元町」駅よりトアロード上る徒歩10分、山本通り3丁目バス停前
078-251-7049 神戸市中央区山本通3-14-14 トーアハイツB1
前売¥2000/当日¥2300(+1drink)
♪前回ゲストありの企画もので、いろいろとチャレンジしてぶち込みましたが、今回は純然たるソロです。
現在まだ制作追い込み中のソロアルバムが完成している筈なので、アルバム発売記念ライブになる、、、と思うので、どうぞよろしくお願いいたします!


HOLLY&KAKO
HOLLY&KAKO
2019.7.20.Sat.
 open 19:00 / start 20:00
祇園【JOHNNY ANGEL 京都
・・・京阪「四条」駅より徒歩7分、八坂神社より1分
075-551-2234 京都市東山区祇園町北側281-1 祇園ファーストビル5F
料金:¥3000(+1drink)
●出演:HOLLY, KAKO(vocal) 平山國次(guitar) 島田篤(keyboard) 桑原正(bass) 田中俊二(drums)
♪第3土曜開催の定期ライブです。
開演時間は20:00となってます。

Guinga & Mônica Salmaso Quarteto in Osaka

IMG_9195
『ブラジルの至宝』と呼ばれる二人のミュージシャン、ギンガとモニカ(文中敬称略)のライブをビルボード大阪で観たのは、今月8日。
これを書くのにこれだけ時間が開いてしまったのは、あまりにも素晴らしく美しい音楽を目の当たりにしたので、すぐに言葉にはできなかったからだ。

そもそも音楽は、言葉や絵などに変換、可視化できないことを内包し、表現するものだから、当然こういった文章にはし難いし、言葉にした時点でその輝きを失ってしまうことが往々にしてある。
ただ、言葉にして初めて分かることもあるので、既に2週間以上経った今だが、あえて書いてみる。

まずは、今回の来日メンバー。
Guinga(ギンガ | Guitar & Vocal)
Mônica Salmaso(モニカ・サウマーゾ | Vocal, Percussion)
Teco Cardoso(テコ・カルドーゾ | Soprano Sax, Flute, etc.)
Nailor Proveta(ナイロール・プロヴェッタ | Clarinet, Soprano Sax)

ギンガとモニカの来歴はこちらの記事を参照ください。
https://tabi-labo.com/290464/saigenji-1

最初に直球な感想を書いてしまうが、期待値が異常に高かったこのライブだが、それを全く裏切るどころか、想像を遥かに超える素晴らしいライブだった。

ワクワクして登場を待ち、彼らの準備ができた刹那、息を詰める。

ギンガがイントロを弾き、そしてモニカの第1声が空間に放たれた瞬間、ゾワっと電気のようなものが走り、その後は食い入るようにステージ上の演奏家たちを見つめ、わずかな音も聞き漏らさないように耳をそばだてて、気付いたらアンコールを含めた90分間のライブが終わっていた。
あっという間だった。

若い頃からブラジル音楽が好きで結構聴いていたし、いろんなアーティストのコンサートにも行ったが、そのどれとも違う気配と景色を持った音楽。

この卓越した4人のミュージシャンは、音楽への集中を絶やさず、ひたすらじっくりと必要な音だけを選びとって演奏していた。
ライブは観るものだが、音楽の場合、一番重要なのはやはり音で、それが素晴らしければ素晴らしいほど、他の要素は不必要になるか、下手をすると邪魔になる。

彼らは、観客へのサービス的なパフォーマンスは一切せず、いや、ほんの少しテコがパフォーマンスに気を使っていた一瞬があるが、それとて奏でている楽器の特質上必然的に付随する類の所作で、決して饒舌な『パフォーマンス』ではなかったし、もちろん音を邪魔することは全くなかった。

『これが音楽のライブだ!』そう思わせてくれるライブには、そうそうお目にかかれない。
舞台装置や照明が発達した今、目からの情報で圧倒させるステージがほとんどだ。
ただただ、ステージに乗っている演奏家の音を聴いていれば、それだけでどんな舞台装置や照明より素晴らしい光景、景色を見せてくれるのが素晴らしいミュージシャンだ。

鳥の羽ばたきと囀り、大河の流れる音、星の煌めき、陽光が燦々と降り注ぐ雲ひとつない空…
数え上げればきりがないほどの、様々な風景や実際には鳴っていない筈の音が見え聞こえて来た。

眼前で繰り広げられるステージは圧巻の一言で、自分が理想とするこのステージ、この時間が終わって欲しくない!とずっと思いながら必死に聴いていた。

ギンガのギターや作曲、その独特のサウンドは、自然と彼が求める和声を探した結果に過ぎないので、コードやメロディが思いがけない進行をし、内声が微妙に動いても、聴こえてくる音はとても自然で美しい。
ギタリストは和音を奏でるのに、とかくコードフォームに縛られてしまうが、作曲家であるギンガのギターにはそれが感じられない。
特にアコースティックギターの妙味として、開放弦の響きや、変則チューニングがあるが、私の周囲にそういった演奏をする人がギタリストにもシンガーソングライターにもいて、ハーモニーの雰囲気や音のぶつけ具合に既視感(既聴感か)があったり、あるいは武満徹の作曲やアレンジしたビートルズの曲だったりに近い響きの瞬間を感じたりと、初めて聴く曲がほとんどだったが、耳に対する違和感は全然なく、とても心地よく脳髄に沁み入るサウンド。
とは言え、やはりブラジルの伝統的な音楽と、作曲的にはアントニオ・カルロス・ジョビンからの影響も強く感じた。
不協和音や意外な転調というのは、音楽を聴く時に最重要なことではないのだが、現代ブラジル音楽界随一の作曲家と言われるギンガの楽曲やギターは、噂に違わずどれもこれもオリジナリティに溢れクリエイティブで美しいものだった。

このクアルテートの中心に在って、常に光を放ちながら、楽曲の髄を捉えて、まるでベースラインのように音楽全体を引っ張り、進むべき方向を指し示していたのが、他ならぬボーカルのモニカだった。
パンフレットに、モニカの言葉「私は伴奏するような気持ちで、ステージに一緒に立っていた。歌というのは、そういうものだと思っている」が書いてあり、開演までの時間にそれを読んだ私は「それは私にとって理想的な歌」だと思っていたが、モニカはそれ以上だった。
神秘的、深遠、と評される彼女の歌は、ピッチ、リズム、発声、言葉、そのどれもがパーフェクトに、そこに在るべき形で歌われる。
言葉にするとシンプルだが、そんなボーカリストにはそうそうお目にかかることができない。
ギンガは彼女の声を守り神と表現している。
『自分の音楽を神聖にしてくれて悪いものを寄せ付けないようにしてくれる』

モニカがフロントでありながら全体を包み込んでいるのと同様に、管楽器の二人もバッキングでありつつモニカの声と同化してフロントとなり、ある時はユニゾン、ある時は織り成すハーモニーが3つの声のように唄い、あるいは4つ目の声すら聴こえてくる瞬間があった。
天に向かって放たれた音が反響してキラキラとした何かを降らせる瞬間もあった。
あるいは深淵から、静かに響いてくる蠢きもあった。

ナイロールを観ていて、演奏やその吹いている姿が、日本一のソプラノサックス奏者だと私が思っている塩谷博之さんとダブる瞬間が幾度かあった。

ギンガも含めた4人のユニゾンやハーモニーも素晴らしかったのは、もちろんだ。
4人が、コンボになったり、オーケストラになったり、弦楽四重奏団になったり、ビッグバンドになったりと、様々に変態するのも、この日の醍醐味だった。

とにかく、このクアルテートのメンバーは音楽が第一義で、自己をひけらかせたりすることがないのに、それぞれ個性的で独創的で、終始創造性豊かな音楽そのものを演奏し、演奏する喜び、聴く喜び、音楽の時間を共有させてくれた。
本当に行って良かった。
いやこれは絶対に外してはいけないコンサートだったと、3週間が経とうとしているが、確信を持って言える。

ギンガさん、モニカさん、テコさん、ナイロールさん、そして主催のギンガ&モニカ・サウマーゾ来日ツアー実行委員会の皆さんに感謝したいのと、ツアー後、行われたレコーディングによるクアルテートのアルバムの完成と発売を心待ちにしています。

終演後、ブラジリアンのお二人、ギタリスト山口良夫さんと、久しぶりにお会いしたベーシストの岩田晶さんと記念撮影。
IMG_9196