Innerscape @神戸BIG APPLE

今年から少しずつ進めているインプロヴィゼーションソロ Innerscape
こんな英語があるのかどうか知らないが(多分無い)私自身の内風景の自動記述(オートマティスム)と思っていただければいい。

東京に拠点を移し、バイオリンソロのライブを始めた柴田さんが、関西初のソロのライブに私を誘ってくれた。

「1+1は2じゃなくて」

2012/10/03/WED @神戸BIG APPLE

  • 1st. 島田篤(piano)即興SOLO Innerscape
  • 2nd. 柴田奈穂(violin)SOLO!! & DUO
  • 自動記述はシュールレアリスムの技法の一つとして有名だが、私にとってのインプロヴィゼーションはこれまでの演奏家としての経験や知識から蓄積されたフィルターをなるべく通さないで演奏するという意味で自動記述に近い。

    反面、私はインプロヴィゼーションも作曲と同じ行為と位置付けている。

    逆に言うと、作曲も即興的自動記述的に行っている(場合に依るが)という意味でもある。

    一見、相反する行為、具象を同時に扱い行う。
    これは、私が生きているということの意味合いとして時折感じることでもある。

    自分というフィルターを通さないと書いたが、そんなことは簡単に出来ないし意識的にしてしまっては本末転倒になる。

    だから自分が弾いた音に瞬間的に反応して次の音を弾くという行為を、頭で考える前にやることを持続するという、かなり私の脳にとってはスピード感の必要なことをやる。

    それと共に、今年手に入れた予測不能のノイズを発生させるパッチシンセを使って、自分ではコントロール不能で予期しない音を出す。

    このマシンが(製品名はLittleBoyBlue=LBB)本当にどんな音が出るか予想出来なくて、下手にツマミを回すと突然超爆音が鳴るので、繋いでいるアンプを飛ばしたり、或はお客さんや自分の耳がやられないかという心配があり、結構デンジャラス。

    というのが今のところのやり方だ。

    これもやり続けていくことによって、変化していくだろうし、時間がたっぷりあればエフェクト類を一切使わないインプロヴィゼーションソロも試みたいと思っている。

    機材を使うというのは、派手にはなるかも知れないがそれに頼ってしまってつまらなくなる場合も多々あって、かなりセンスを問われる。

    使い方の定番みたいなものは、どんなに新しい機材でも徐々に作られていくものなので、予定調和に落ち入りやすいという罠もある。

    この予定調和というミュージシャンにとっての一番の敵(それすら本当は面白いものだが)を蹴散らしたいのが私の心だが、そればかりでは何をやっているのかお客さんも、そして私自身もわからなくなる。

    わからなくても全然いいのだが。

    本気で開放(解放)された演奏が出来たら、きっと「なんだか訳がわからないけど面白かったな〜」となるんだと思うから。


    2部は柴田さんのソロ。

    MCで彼女が言っていたが、柴田さんにソロをやることを進めたのは私らしい。

    それも「ひとりで出来ないやつは一人前じゃない」なんて偉そうなことを言って。

    まあ、これは本音でもあるし、じゃあ一人で出来れば一人前なのかというと(柴田さんのことではなく)必ずしもそうじゃないから「なんなんだ!」ということになるが。

    そのMCを聞いて、そう言えばそんなこと言ったなあと思い出していた。
    彼女が関西にいる頃は、本当にいろんなところで一緒になって、いろいろお節介なことを言ったりもしたが、それはもう水に流してくれいと思いつつ。

    彼女のソロは、即興部分よりある程度構築された部分からなって、タンゴバイオリニストとして出発した彼女の変容ぶりを見せているようだった。


    そして第3部としてやる筈だったデュオを続いてやった。

    インプロヴィゼーションのデュオはお互いの違いがはっきり出るので面白い。

    音楽に対して思っていることや考えていること、また感じていることや表現したいこと等々の、一致する部分としない部分の歴然とした違い。

    そういうものを感じながら演奏した。


    補足。

    最初に自動記述だと書いたが、勘違いして欲しくないのは、その時の感情の波を表しているのではないということ。

    そこを勘違いされると演者としてはつらい時がある。

    まあ聴き方は自由で強制は出来ないし、私の音楽に限らずどんな形の音楽も、純粋に音、つまり音波として楽しんでいただければ嬉しい。

    リハーサル時の柴田さん、赤と黒を強調するカメラアプリで。
    ピアノの上の一番左端がLBB。
    本番ソロ時の柴田さん。
    最後はオマケ。長年使って来たキャリーバッグ・ポチの片輪が壊れた。お疲れさまポチ。何号か忘れたけど。今後はキャリーバッグではなく、普通のバッグとして使います。

  • 追記
  • と、勢い込んで書いたものの、この日のソロパフォーマンスの録音を聴いてみると、途中でブルースなんか弾いてる。
    何をつまらないことをやってるんだと。。。
    ブルースがつまらないんじゃなく、自分が即興に懸ける意気込みとやっていることの乖離がね。
    ま、まだまだこれからだな。



    とても楽しみなライブ!!

    前田優子(vocal)ボサノバセッション

    2012/10/12/FRI open19:00/start 1st.19:30 2nd.21:00
    梅田【SWITCH】
     ・・・地下鉄西梅田駅から徒歩3分/JR大阪駅から徒歩10分
     大阪市北区曽根崎新地2-3-13 若杉大阪駅前ビルB1
    前売¥3000/当日¥3500(どちらもw/1drink)
    ●出演:ヤマダヨシオ(bass) 竹田達彦(drums) 阿部浩二(guitar) 島田篤(keyboard)
    ♪日本最高のボサノバシンガー・前田優子を迎えてのライブ!
     ギターの阿部さんも必聴!

    スースーハー
       
    2012/10/13/SAT open18:30/start19:30
    神戸【BIG APPLE
     ・・・JR/阪神『元町』駅よりトアロード上る徒歩10分、山本通り3丁目バス停前
     078-251-7049 神戸市中央区山本通3-14-14 トーアハイツB1
    前売¥2000/当日¥2300(+1drink)
    ●出演:ナガオクミ(vocal) 島田篤(piano) 清野拓巳(guitar) 福井BIN(bass) 岡部わたる(drums) 武井努(sax,flute) 瀬戸一成(trumpet)
    ♪またまた今年も1年ぶりのスースーハー!!
     クミちゃんからこんなお知らせが
    ***********
    今年は予約特典として、ライブのご予約してくれたかた全員に、「スースーハー限定オリジナル缶バッジ」をプレゼント!
    岡部わたる、清野拓巳、クミ、による描きおろしの各イラストで3種類。どれでもお好きなのを選んでね。
    ご予約は、ビッグアップル(078-251-7049)もしくは、keshikiss@lovestargogo.net(クミ)までお名前と人数をよろしくおねがいします。

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