『祭りの準備』@神戸BIG APPLE

開催を決めてからゆるゆると、今月に入るぐらいから急ピッチで準備を続けて来たライブ。

島田篤 生誕四十九年前夜祭『祭りの準備』

2012/04/23/MON @神戸【BIG APPLE

●出演:島田篤(vocal, piano)

GUEST:桑原滝弥(詩人) 神田京子(講談師)

  • 1st.
    1. ムシノコエ
    2. We have radiation
    3. 線香花火
    4. アンモナイトの夢
    5. pianica waltz
    6. 春の嵐
  • 2nd.
    1. 神田京子『忠臣蔵』より「南部坂雪の別れ」with島田篤
    2. 桑原滝弥SOLO
    3. 桑原滝弥with島田篤
      • 「浅い河」
        「僕はいくよ」+「満点星灰」
    4. 桑原滝弥 神田京子 島田篤『夫婦PANDORA』

    桑原滝弥と出会ったのは、濃い人が自然と集まる濃いお店、名古屋TOKUZOに福島泰樹短歌絶叫コンサートで出演した時。

    彼の朗読を観て、いたく気に入ってしまった私は、以来彼が関西に来ると観に行き、彼も律義な男なので、私が東京へ行くと来てくれたりするお付合い。

    そんな彼がある日、当時まだ渋谷にあったライブハウス・アピアに連れて来てくれて「妻です」と紹介されたのが講談師の神田京子さん。

    で、それぞれに各方面でご活躍の2人が、年に一度結婚記念公演を行っていて、去年5年目の『夫婦PANDORA』というイベントを開催した折りに、弾きに来てくれ〜とお誘いいただいて、こんなに目出度く嬉しいことはないので、はいこらさっさと渋谷クロコダイルまで行った。
    その時の模様はこちらを
    その時に関西に来ることがあれば、一緒にやりましょう!とお願いしていて、決まったのがこの『祭りの準備』。


    1部はいつも通りSOLOを。
    結構喋ってしまったのでしたが、BIG APPLEはお客さんに正対するでもなく振り返るでもないので、なんとなくリラックスしやすい。
    本当の理由はそんなところではなく、きっとこの空間が持っている何かが私を楽に自由にさせてくれるのだということはわかっているが、ひとまず理屈っぽく理由付けをしておく。


    さて2部はいきなり京子さんとの共演から。

    講談はちゃんと聴くのも観るのも共演も何もかも初めて。

    と言う私に、わざわざ読んでいるものを録音して送ってくれただけじゃなく、資料と原稿もいただいていたので、実際なんの違和感も無かった。
    実は、最初にその録音を聴いた時、講談という完成された話芸には付け入る隙はなく、音の必要性を疑ってしまったが、もう後の祭り(笑)だから、野となれ山となれ精神で、京子さんもオープンマインドな方なので、本番は事前の危惧なんて吹き飛んでしまっていた。

    ちょっと説明すると、
    この「南部坂雪の別れ」というのは、討ち入り前夜に大石内蔵助が亡君浅野内匠頭の屋敷を訪れ、未亡人あぐりに別れを告げに来るが、あぐりの「仇討ちの日時を聞かせてくれ」という問いかけに、討ち入りが漏れては困るので答えることはできず、浮き名を流して仇討ちなどする気がないと演じている大石の態度に怒ったあぐりに、大石は服紗包みに血判状を忍ばせ黙して別れる、という武士道の詩情に溢れた名場面。

    演者が泣かずに、いかに聴衆を泣かせるかという、難しいところでもあるのだと思います。
    なので、ピアノなんかで哀しいフレーズを奏でたりすると、途端に単なるメロドラマになってしまい、心に哀しみを留めた人の心情の切なさや儚さなんかが見えなくなり、せっかくの講釈を台無しにしないようにという。
    即興でどこまで肉薄できるかが、とてもチャレンジだった訳です。

    後で、ああすれば良かったと思うところはあるけれど、それはまた次回の機会があればというところに落とさせてもらってご勘弁。


    そして、タッキー(私や私の知らないいろんな人も彼のことをそう呼んだりします)は、まずSOLOで数篇の詩を。
    名詩集『花火焼き』の中からと、新しい詩集『灰寿』から。

    そして新作詩集にも入っている「浅い河」を即興ピアノで。
    同じく「満点星灰(どうだんばい)」を私の唄「僕はいくよ」に挟んで。

    満点星は花の名前で「どうだん」と読み、正式にはどうだんつつじというツツジの一種だそうです。
    そして、アステロイドベルトの中の日本人が発見した1小惑星が「満点星(どうだん)」と名付けられ、花の名前が星の名前になって、とタッキーは嬉しそうに教えてくれました。

    ロマンチスト、詩人はロマンチストであるべきですね。
    勿論、音楽家もそうだし、講談師も、およそ表現に携わる者はどこかにロマンチストなところがないといけないでしょう。
    そして、表現者に限ったことではなく、人間はすべからくロマンチストであるべきです。
    昨年から続く大変なことの最中にあると余計にそう思います。

    最後に「夫婦PANDORA」をやってお祭り終了、ハッピーエンド!


    いつもそうだけど、特別にこの日は、お客さんと空間と演者が生み出す空気感があたたかで、一体になって何かを紡いでいる。
    そう感じました。

    皆さん、心よりありがとうございました。

    タッキーと京子さんには心よりの愛してるを!!


    トアロードの坂を上がって来るタッキー。終演後のニャン。
    近藤さんと夫妻。めっちゃ美味かった誕生祝い餃子、鈴江さんありがとうございました!。
    戴きもの。ワインはタッキー京子さん夫妻より、お菓子は平井さんより。ありがとうございました!
    翌日の葉桜。好きだ。


    さて、ライブは続くよどこまでも〜♪

    SOLO@わからん屋と、ボーカリスト・しのみんのユニット堂島良美。
    よろしくお願いします!!

    『Inner Song』島田篤(vocal,piano)弾き語りSOLO

    2012/04/26/THU open18:30/start19:30
    京都 木屋町【わからん屋
     ・・・阪急『河原町』駅より西木屋町通りを北へ徒歩6分、シャイン会館3F
     075-213-1137 京都市中京区西木屋町六角北西角 シャイン会館3F
    前売¥1000/当日¥1200 (+1drink)
    ●出演:井上光明/正樹/島田篤
    ♪今年は毎月です。
     この調子です。
     地道に行きます!

    大倉詩乃美ユニット『堂島良美』

    2012/04/27/FRI open19:00/start19:30
    大阪芦原橋【cafe make
     06-6562-3294 大阪市浪速区芦原1-2-6
    前売¥2300/当日¥2600(+1drink)
    ●出演:大倉詩乃美(vocal)
        島田篤(piano,chorus)
        堂地誠人(sax,chorus)
        田中良太(percussion)
    ♪3回目を迎えるこのユニット。
     今回も盛り沢山な内容になると思われます。
     どうぞお楽しみに!

    広告

    コメントを残す

    以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

    WordPress.com ロゴ

    WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

    Twitter 画像

    Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

    Facebook の写真

    Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

    Google+ フォト

    Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

    %s と連携中